• お知らせ

シンポジウム

・第70回学術講演会シンポジウム演者は、平成28年度臨時総会で承認されました。
発表日時等の詳細については、別途お知らせいたします。

【シンポジウム1(腫瘍)】
「婦人科がん治療戦略としての個別化医療の展開~基礎から臨床応用へ」

○演者
足立 克之君:癌幹細胞の個別化とそれに対応した個別化医療の開発~子宮頸癌を中心に 
豊島 将文君:卵巣がんの臨床的特徴をバイオマーカーとした新規治療標的の大規模探索
馬場  長君:高リスク子宮体癌、特に漿液性癌に対する新規治療法開発に向けた基礎研究 
平沢  晃君:婦人科遺伝性腫瘍およびがんゲノム異常の解析とゲノム医療実用化に向けた取り組み                    

〔解説〕
近年の婦人科がんの治療においては、抗がん剤や分子標的治療薬に加えて、がん免疫療法・抗体療法・がん幹細胞標的治療などが、次世代の治療戦略として注目されている。これらの大きな特徴は、患者やがん細胞の個性などに基づいた「治療の個別化」である。さらに、最近では遺伝性腫瘍も注目を集めており、生殖細胞の遺伝子変異などの情報に基づいた個別化医療が必要である。
個別化医療を展開するには、疾患に対する適切なバイオマーカーや、治療のベネフィットを予測するコンパニオン診断が重要な役割を果たす。これらの開発のためには、網羅的なゲノムおよびプロテオーム解析などの、基礎研究に立脚した知見が欠かせない。さらにはがん細胞を取り巻く腫瘍内微小環境の病態を解明し、それらを制御する治療戦略が必要である。本シンポジウムでは、婦人科がん分野での個別化医療推進に向けてさまざまな角度から議論を深めたい。
〔キーワード〕
婦人科がん、個別化医療、分子標的、がん免疫療法、抗体療法、腫瘍免疫、がん幹細胞、腫瘍内微小環境、遺伝性腫瘍、バイオマーカー、コンパニオン診断

【シンポジウム2(生殖・内分泌、周産期、女性ヘルスケア)】
生殖・周産期分野の前方視的研究から得られた最新の知見と先制医療への展望
○演者
大場  隆君:細菌性腟症、歯周病を標的とした多角的な早産予防対策の成果      
谷村 憲司君:妊婦・新生児スクリーニング前向き研究に基づく母子感染の先制医療
西郡 秀和君:胎児の発達に影響を与える環境要因と病態の解明 -周産期メンタルヘルスに着目して-             
諸隈 誠一君:妊娠期の環境が周産期予後・次世代に与える影響に関する研究                                                

〔解説〕
近年、国内で複数の生殖や周産期分野の前方視的研究が行われている。これらの調査から、1)周産期疾患、2)胎児や新生児・小児期の発育・発達・疾患、3)妊娠・分娩後の婦人科疾患・女性ヘルスケアと周産期環境・遺伝要因の関連など、我が国独自のエビデンスが構築されつつある。本シンポジウムでは、これらの情報と先制医療(*)へ向けた基礎研究や疫学研究、臨床の取り組みに関する最新の知見を共有する。そして、今後も蓄積される膨大なデータに基づく、産婦人科医としての長期的な視野からの関わり方について
議論することを目的とする。
*先制医療:疾患発症に関する諸要因の検索によりそのハイリスク対象を抽出し、バイオマーカー等による発症前診断に基づき介入を行い、発症の予防あるいは遅延を図る医療。
〔キーワード〕
前方視的研究、先制医療、生殖医療、周産期医療、環境要因、遺伝要因、エピジェネティクス、胎児や新生児・小児期の発育・発達・疾患、婦人科疾患、女性ヘルスケア

特別講演

・第70回学術講演会特別講演演者は平成28年度臨時総会で承認されました。
発表日時等の詳細については、別途お知らせいたします。

秦  利之君: 新しい胎児行動学の夜明けを迎えて(仮題)

特別講演演者一覧