日本産科婦人科学会学術講演会 産科学及び婦人科学の進歩・発展に貢献するために
日本産科婦人科学会学術講演会

シンポジウム

第72回学術講演会シンポジウム担当希望者公募

2020年に行われる第72回学術講演会シンポジウム希望課題を会員から公募し、その結果下記の2課題を採用することが決定しております。つきましては、課題担当者を公募いたしますので、希望者は下記要領によりお申込み下さい。

シンポジウム1(腫瘍)
課題名:「婦人科腫瘍・類腫瘍の生物学的特性を標的とした新たな治療薬の開発」

〔解説〕
ヒトゲノム情報の解読が完了し、様々な疾患に対する新規薬剤の開発に劇的な変化が期待されたものの、婦人科がん、子宮筋腫などの婦人科腫瘍や子宮内膜症の領域では十分な効果を有する薬剤が得られたとは言いがたい。
膨大な数の化合物を一つずつ調査していた従来の創薬プロセスから脱却し、今後は腫瘍の生物学的特性に関連した遺伝子やタンパク、シグナル伝達経路、代謝経路を標的とした創薬が必要とされている。加えて、標的分子の発現、遺伝子変異の有無やゲノム、エピゲノム情報などを調べ、治療の有効性や有害事象を予測するための診断薬の開発もこれからの創薬研究には欠かせない。さらに、ゲノムデータベースの活用により見いだす独創的なアプローチや、既存薬から新たな薬効を明らかとし実用化に繋げる手法も期待されている。
そこで、本シンポジウムでは良性、悪性を問わず婦人科腫瘍性疾患に対する創薬に向けた研究、特に新しい治療薬開発に関する最新の成果から、近未来の婦人科腫瘍・類腫瘍に対する新たな治療薬の可能性を展望する。
〔キーワード〕
婦人科がん、子宮筋腫、子宮内膜症、創薬研究、分子標的薬、抗体医薬、ドラッグリポジショニング、ゲノム創薬、エピゲノム、コンパニオン診断、データベース解析

シンポジウム2(周産期)
課題名:「インタクトサバイバルを目指す新しい診断・治療のアプローチ」

〔解説〕
近年、合併症妊婦や高齢妊婦の増加により、早期の分娩を余儀なくされる症例が増加している。早産児の生命予後の改善は見られるもののインタクトサバイバル率は充分とは言えず、その限界に挑戦する様々な試みがなされてきている。診断におけるバイオマーカーは、胎盤の機能を示すものとしての生化学的マーカーや、炎症性マーカー、サイトカインの推移を通じて早産予知に応用されるなど、主として胎児胎盤系マーカーに焦点が当てられてきた。一方、胎児の健常性については従来の画像診断に加えて、胎児に由来し母体血中を流れる新しいバイオマーカーが注目を浴び、症状が出現する前に周産期疾患の発症を予測し、予防策を講じることが始められている。さらに生育限界に対する新しいアプローチとしての人工子宮や幹細胞治療などの試みもみられる。
そこで本シンポジウムでは、インタクトサバイバルを目指し、新生児の予後改善へ向けた研究を募集する。
〔キーワード〕
バイオマーカー、早産、妊娠高血圧症候群、胎児発育不全、子宮内胎児環境、生育限界、インタクトサバイバル、人工子宮、人工胎盤、低酸素脳症、幹細胞

応募方法

提出期限:
 平成30年11月30日(金)必着
申込用紙:
こちらからダウンロード(WORD)
「シンポジウム課題名」(上記の2課題)と「分担希望題目」(応募者が希望する演題名)を逆に記入しないようにご注意ください。
添付書類:
関連論文2編の別刷各10部(コピー可)を添付すること。疫学データを使用する際には、倫理委員会の承認を得た疫学研究のプロトコールもしくはデザインペーパー(別刷り10部、コピー可)も同時に添付すること。
応募宛先:
〒104-0031
東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル4階
公益社団法人日本産科婦人科学会 第72回学術集会長
「第72回学術講演会シンポジウム演者応募」と表記のこと

応募上の注意

  1. 日本産科婦人科学会会員であること。
  2. 同一機関から同一課題についての応募は単数であること。
  3. 同一会員が二課題以上には応募できません。
  4. 応募者は単名であること。連名は受け付けません。
  5. シンポジウムの表題、演者名、抄録内容*、倫理的配慮**、利益相反***など、応募内容については、すべて演者の責任で確認したうえで応募してください。
    *応募内容(不採用を含む)、抄録ならびに発表内容に不正(データの捏造、改ざんや盗用)が発覚した場合、学術講演会発表に関する内規に従い処分されることがあります。
    **「ヘルシンキ宣言」、「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)」・「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省)」・「遺伝子治療等臨床研究に関する指針(厚生労働省)」・「ヒト受精胚の作成を行う生殖補助医療研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省)」などの医学研究に関する指針、本会の倫理に関する見解を遵守して下さい。また、臨床研究においては患者個人情報保護に十分に配慮して下さい。抄録上明らかな重大な違反は不採用となります。シンポジウム演者採用後、発表時もしくは発表後に重大な違反が発覚した場合、学術講演会発表に関する内規に従い処分されることがあります。
    ***臨床研究(ヒトまたはヒトから得た検体に関する研究)に該当する場合、本会の利益相反に関する指針、同運用細則(PDF)に従い利益相反を申告して下さい。同指針違反者は同指針・運用細則に従い措置を受けることがあります。

    利益相反自己申告書(WORD)