学術集会長: 北海道大学大学院医学研究科生殖内分泌・腫瘍分野  北海道大学病院婦人科教授  櫻木範明
開催地: 北海道(札幌市)
講演会場: ロイトン札幌  〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西11-1 TEL 011-271-2711
ホテルさっぽろ芸文館(旧北海道厚生年金会館)  〒060-0001 札幌市中央区北1条西12丁目 TEL 011-231-9551
札幌プリンスホテル  〒060-8615 北海道札幌市中央区南2条西11丁目 TEL 011-241-1111
札幌市教育文化会館  〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目 TEL 011-271-5821
臨時総会: 平成25年5月9日(木) 14 : 00〜16 : 30 ホテルさっぽろ芸文館1 階 「ニトリ文化ホール」
情報交換会: 平成25年5月10日(金) 19 : 00〜20 : 30  ロイトン札幌3階 「ロイトンホール」

ご挨拶 「羽ばたけ 世界へ 未来へ」

第65回日本産科婦人科学会
学術集会
長 櫻木範明

 第65回日本産科婦人科学会学術講演会を2013年5月10〜12日に北海道の札幌において開催させて頂きますことを大変光栄に思います.札幌はちょうど桜の花が咲きほころぶ季節になります.

 第65回日本産科婦人科学会学術講演会のスローガンは「羽ばたけ 世界へ 未来へ」とさせて頂きまし た.産婦人科の未来は若手医師の手の中にあり,そこで育つのを待っています.しかしその基盤は「今,ここhere-now」にあるということに思いを致して頂きたいというのが学術集会長としての願いです.今を大切に, 誠実に生きるしかないと思うのですが, 独りよがりにならないことが重要であろうと思います.英語はコンピューターやPowerPointと同様にわれわれにとってはツールです.このツールに親しみ,海外からの参加者とも意見交換を行い,幅広い視野を備えた若手医師が育って欲しいとの願いから,ポスターの作成は原則として英語で行うことをお願いしました.応募数の減少も危惧されるところではありましたが,蓋を開けてみますと1,700題を超える多数の応募を頂きました.感謝の気持ちで一杯です.

 この度の学術講演会では学会が公募して決定したシンポジウムが3つあります.これと特別講演,教育講演,招請講演,生涯研修プログラム,一般演題,ISがプログラムの中心をなすものであり,招請講演は日本専門医制評価・認定機構理事長の池田康夫先生から頂戴します.これに若手医師企画,学会・医会共同プログラム,専攻医教育プログラム,各委員会企画が加わります.さらにいくつかの特別企画を組み合わせてすべての学会員にとって魅力のあるものにすべく工夫を致しました.以下に順不同で列記しますと,1.Joint FIGO-JSOG Workshop for Junior Fellows,2.Presidential Symposium dedicated to Professor Seiichiro Fujimoto“Clinical Trials for Lymphadenectomy in Endometrial Cancer in the PostASTEC/Post-SEPAL Era”,3.International Symposium-Meet the Experts,4.会長特別企画「被災地を支える新しい産婦人科医療システム」,5.高得点演題から構成するワークショップがあります.「多様性と国際性」をキーワードにプログラムを編成しましたので学術講演会を楽しんで頂ければ幸いです.

 末尾となりましたが本学術講演会の開催に至るまでに日本産科婦人科学会学会役員,幹事の皆様からの貴重なご助言とご厚意を頂きましたことに心から感謝申し上げます.またプログラム委員会委員長をはじめ献身的に業務を遂行してくれました北大産婦人科教室員に謝意を表します.